人気スタイリストが指南!旅の着回し術 PART1

トピックメインイメージ
2023.10.03
SHARE
facebookアイコン Xアイコン lineアイコン

おしゃれも旅の楽しみのひとつ。いつもと違うファッションにトライしたり、シーンに合わせて着替えたり、旅先ではとことんおしゃれを楽しみたい! けれど、着回しや機能性を考えながらワードローブを完成させるのは、至難の業……。

そんな悩ましい旅先でのコーディネートのコツをスタイリストの清水恵子さんがアドバイス。海外ロケや長期の出張を数多くこなされているスタイリストならではの視点で、旅支度のコツやヒントを伝授してくれました。

<MUST ITEM①>アクティブな日中も大活躍のシャツアウター

せっかくの旅行、たくさんの服を持って行きたいけれど、スーツケースに詰め込むにもひと苦労……。「仕事で海外などに行く時は、とにかく自分の荷物をいかにコンパクトにできるかが最優先。そこで、1枚で2役も3役も兼ねてくれるような機能性と着回し力を両立したアイテムがあると便利です」(清水さん・以下同)

「このPAS MARQUEのシャツアウターは軽量素材で雨もはじくので、アクティブなシーンでも大活躍。速乾性もあるので早く 乾くうえに、畳んでコンパクトにしてもシワになりづらい素材、首元や手首も隠れる仕様のため、日焼け対策にもなるというの も旅先で重宝します」

襟付きのシャツとしてはもちろん、身頃のボタンを後ろにしてブラウスのようにも着られる2way仕様。スタイルアップを叶える計算されたショート丈のシルエットに、ブランドロゴの入ったボタンなど、こだわりのディテールが光る一着。

「着心地や機能性を追求しながら、手を抜いていない感もありつつ、どんなコーディネートもおしゃれに決まる。そんなシャツアウターがひとつあるとビーチリゾートでもシティでも、あらゆる旅先で活躍するはずです。女優さんやモデルさんからも好評頂いてます」

シャツアウターのボトム選びのポイントは?

トレンドのクロップ丈は、どんなボトムとも好相性。さらりと重ねてもバランスがとりやすく、今っぽく洗練されたスタイルに。

「例えばゆったりしたボトム、ロングスカートやゆるめのイージーパンツとあわせるときは、Iのラインを意識したスタイルをつくりましょう。トップスはストンとしたシルエットのものを選ぶとバランスよくまとまります」

 

 ディナーなど少しきちんと見せたいシーンでは、同系色を合わせると品よくまとまります。風に揺れるような柔らかな質感やレースのスカートなど、テクスチャーにアクセントを加えてコーディネートに奥行きをプラス。

 

スタイリングに彩りを加えるオレンジのシャツアウターもおすすめ。グリーンやブラウン系カラーのボトムを引き締め役に据えれば、大人にもさらりと似合う。

 

カラーonカラーのギャップを楽しめるのも旅のおしゃれの醍醐味。デニムやカーゴパンツなど、あえてカジュアルなアイテムをあわせて旬なアクセントに。

 

コーディネートにおすすめのボトムは、こちらでもご紹介中です

知っておくと便利! シャツやジャケットの畳み方

「シャツもジャケットも、きれいな形をキープしたまま畳みたいですよね。まず、肩の位置を合わせて袖を重ね、身頃を縦半分に折りたたみます。袖は両腕を重ねた状態で身頃幅に合わせて折りたたみます。それからくるくると丸めて畳んでいきます。服をなるべく潰さずに形崩れを防げるのでおすすめです」。

 

stylist 清水恵子

 

 モード感と女性らしい品格の漂うスタイリングで、多くの女優やモデルなどから支持を集める。VOGUE Japanをはじめとする雑誌や広告を数多く手がけながら、自身のブランド「PAS MARQUE」を立ち上げる。TBS系『林先生の初耳学』にて「アンミカ先生が教えるパリコレ学」では特別講師を務めるなど多岐に渡り活躍中。

 

PASMARQUE公式サイト(外部サイトへリンクします)