人気スタイリストが指南!シャツワンピースの着回し術

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2023.12.02
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羽織でも一枚でも決まるシャツワンピースの着回し術を人気スタイリスト・清水恵子さんにお伺い。素材やレイヤードの仕方によってオールシーズン活躍するシャツワンピースの着こなしのコツやヒントを伝授してくれました。

シャツワンピースの選び方のポイントは?

「シャツワンピはさらりと一枚で着るのも良いですが、レイヤードを楽しめるのも良いところ。コーディネートの幅がぐんと広がります。

 

たとえばスリップワンピースのようなアイテムに重ねたり、薄手のセーター+パンツスタイルにシャツワンピを羽織るのもおすすめ。

 

肌寒い時期には羽織として、冬の時期にはアウターの下に一枚シャツワンピースを重ねてアクセントに。もちろん一枚でワンピースとしても着られて、一年中活躍するアイテムです。そのためには、ボタンがついていて前身頃を開いて着られるようなデザインのものを選ぶのがよいでしょう」(清水さん・以下同)

異なる素材感やシルエットを重ねるのがコツ

「スタイリングのポイントのひとつとしてぜひ試していただきたいのが、素材感がやわらかいものと硬いものをあわせたり、異なる質感合わせを楽しんでほしいです。

 

たとえばこの時期だったら、レザーやベロアなどの重ための素材に、ふんわりとしたシャツワンピースが軽やかな抜け感を添えてくれますし、かっちりとしたジャケットやコートなどにあえて空気感を孕んだシャツワンピースを合わせて、動いた時に風を取り込むようなスタイリングもおすすめです。こういう異なる質感を重ねていくことで、スタイリングが単調にならずに魅力的な表情をつくってくれます。

 

そしてもうひとつはバランスの妙を楽しむこと。たとえば丈感が長めのシャツワンピースのインナーに短めのショートパンツを合わせてちらりと見せたり、あえてロングワンピースと重ねてシルエットにボリュームをだしても素敵。重ねるアイテムを選ばず、自由な発想でレイヤードを楽しめるのもシャツワンピースのよいところです」

アウターとの重ね技もモードな装いに

シャツワンピースを選ぶ際には、フラワープリントなど色や柄の入ったデザインを選ぶのもおすすめです。例えばこの時期だとアウターを着ますよね、その際に一枚コートの下にシャツワンピースを入れてあげる。そうすると重たくなったり、ワントーンになりがちな冬のコーディネートにも鮮やかな色合いや軽やかな素材感がプラスされてずっとおしゃれに洗練されたスタイルになります。

シックなコーディネートにもシャツワンピを

清水さんプロデュースブランド「PAS MARQUE」のシャツワンピースは、ウエストのボタン位置が調整できて、更にスレンダーに着用できるように工夫されています。

 

ブラックのシャツワンピースは「PAS MARQUE」のもの。写真左のコーディネートのようにジャケット+パンツとあわせるとマニッシュな印象に。あえてセットアップのスーツからシャツワンピースの裾を見せて着崩すことで、エレガントなニュアンスも生まれます。

 

シャツ自体がきれいめなのでキャップやスニーカーなどのカジュアルアイテムと合わせても上品にまとまります(写真右)。あえてオールブラックのコーディネートが、モダンな洗練をもたらします。

 

一枚あるとコーディネートの幅が広がり、冬の着こなしにも表情を与えてくれるシャツワンピース。着回し力が高いので旅先にも便利ですし、オールシーズン活躍する万能アイテムなので、ぜひ自分に似合う一着を見つけてみてください。

 

 

大好評![人気スタイリストが指南!旅の着回し術 PART1、PART2]の記事はコチラから👇

 

未入荷だった記事でご紹介の「PAS MARQUE」のエプロンドレスも、公開中!👇

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stylist 清水恵子

 

モード感と女性らしい品格の漂うスタイリングで、多くの女優やモデルなどから支持を集める。VOGUE Japanをはじめとする雑誌や広告を数多く手がけながら、自身のブランド「PAS MARQUE」を立ち上げる。TBS系『林先生の初耳学』にて「アンミカ先生が教えるパリコレ学」では特別講師を務めるなど多岐に渡り活躍中。

 

PASMARQUE公式サイト(外部サイトへリンクします)