スタイリスト・西ゆり子さんが主宰する「着る学校」が、“着る力”を身に付ける独自プログラムをアナザーアドレスのために特別にアレンジしてお届けする「着るレッスン」。Lesson7では、色の相性と基本ルールについてお伝えしました。
今回のLesson8では、服の色が与える“印象”についてご紹介。色の「濃さ」「分量(面積)」「配置」を意識することで、どのように印象を変えることができるのか?アナザーアドレスのスタッフが実際に着比べて体験してみました。
まずは、色の「濃さ」が与える印象について見てみましょう。左は薄いグリーンのパーカー、右は濃いグリーンのパーカー、それ以外は同じものを着用した写真です。左の写真は穏やかで優しい人に、右の写真は強くアクティブな人に見えます。グリーンはグリーンでも、色の濃さで全く違った印象になることが分かります。
続いてフォーカスするのは、色の「分量(面積)」について。左の写真ではトップスをアウトに、右はインして着用し、色の分量を変えています。見比べてみると、左よりも右の着こなしの方がすっきりしていることが分かります。コーディネートにおける色の分量は、トップスのイン・アウトのほか、袖や裾のロールアップなどで調整できます。いろいろ試して、印象の違いを確かめてみましょう。
ラストは、色の「配置」です。どこに配置するかによって、どのように印象が変わるのかを見ていきましょう。今回は黒または白のアイテムのみで、4パターンのコーディネートを組んでみました。
4枚の写真を見比べてみると、同じ色で構成したとしても“どこに使うか”によって与える印象が変わることがよく分かります。
〈色の「配置」が与える印象〉
【A】上半身に淡い色×下半身に濃い色→安定感があり、落ち着いた印象
【B】上半身に濃い色×下半身に淡い色→不安定で、言い換えると攻めた印象
【C】上半身に淡い色×下半身に淡い色→軽やかで垢抜けた印象
【D】上半身に濃い色×下半身に濃い色→重くシックな印象
以上、「着る学校」によるLesson8“色で「印象」をつくる”いかがでしたか?学んだことを活かして、ぜひ色にチャレンジしてみましょう。次回は2024年4月27日(土)公開予定です。お楽しみに。
着る学校:https://www.stylingschool.org/※外部サイトに遷移します
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