スタイリスト・西ゆり子さんが主宰する「着る学校」が、“着る力”を身に付ける独自プログラムをアナザーアドレスのために特別にアレンジしてお届けする「着るレッスン」。Lesson14では「“素材”と“色(発色)”の関係性」と題して、同じ色のアイテムでも素材によってどのくらい印象が変わるのか、具体例を挙げながらご紹介しました。
Lesson15では「季節」と「素材」の相性にフォーカス。今回は、夏らしいコーディネートを組むコツを伝授します。
みなさんは“夏らしいコーディネート”と聞いて、どのような服を思い浮かべますか?軽やかに風に揺れるコットンや涼やかなリネン、透け感のあるシアー素材の服を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?このようにコーディネートを考える際に、素材を無視することはできません。季節感を意識して、ワンランク上のおしゃれを目指しましょう。
【写真左】
・TOPS:リネンパフスリーブブラウス(ポロラルフローレン) 麻100%
・PANTS:チョークストライプチノパンツ(ポロラルフローレン) 綿100%
・BAG:ラウンドハンドバッグ(メゾンヴァンサン)
【写真右】
・TOPS:コットンリネンシャツ(ティッカ) 綿62% 麻38%
・PANTS:コットンリネンコクーンパンツ(ケンジヒキノ) 綿66% リネン34%
たとえば上の写真のコーディネートは、リネンやコットンといった軽やかで涼しい素材、ライトブルーやホワイトといった清涼感のある色の服で構成されているので、自分自身が気持ちよく過ごせるだけでなく、周りの人の目にも涼やか。小物も、シルバーやイエローといった明るい色のものを選ぶことで、よりいっそう爽やかな印象になっています。
【写真左】
・DRESS:【別注】ボックスカラーワンピース(アローブ)
・BAG:【別注】ANELLIチェーン付マイクロバッグ(ペリーコ)
【写真右】
・DRESS:【別注】キャミソールレイヤードワンピース(ミューラル)
もちろん、結婚式やパーティーなどのシーンであっても、選ぶアイテムによって夏らしさを演出することができます。たとえば写真左のドレスは袖の部分が透けていて、色は明るいラベンダーカラー。写真右のドレスは、シャリ感のある淡いブルーの素材で仕立てられています。どちらも上品さをキープしつつ、夏の爽やかさを華やかに演出できていますね。
では、冬から春、夏から秋にかけて、季節の変わり目で何を着るかに迷う時期は、どのように服を選べばよいのでしょうか?おすすめは、「素材は体感優先・色は先取り」作戦!肌寒いけれど気持ちは春に向かう3月は、暖かいウールなどの素材でも明るめの色のものを、残暑厳しい夏の終わりは、コットンやリネンでもカーキやゴールドブラウンなど秋らしい色を先取りしてみてください。
以上、Lesson15「“季節”と“素材”の相性」いかがでしたか?次回は2024年6月22日(土)公開予定です。お楽しみに。
着る学校:https://www.stylingschool.org/ ※外部サイトに遷移します
PICK UP
Polo Ralph Lauren
リネンパフスリーブブラウスS ☓ / M ☓ / L ☓
Polo Ralph Lauren
チョークストライプチノパンツS ◯ / M ☓ / L ◯
KENJI HIKINO
コットンリネンコクーンパンツM ◯
PELLICO
【別注】ANELLIチェーン付マイクロバッグFREE ◯
PELLICO
ANELLIカットワークレザーバッグFREE ◯
TICCA
コットンリネンレースアップシャツFREE ◯
Arobe
【別注】ボックスカラーワンピースFREE ☓
ORSETTO
チュールコンビバケットバッグFREE ◯
ADER.bijoux
クリアチェーンメタルパーツネックレスFREE ◯
ADER.bijoux
メタルプレスパーツバングルFREE ◯
MURRAL
【別注】キャミソールレイヤードワンピースS ◯ / M ◯