花火大会や夏祭りなど、夏の思い出作りに欠かせない浴衣(浴衣)。2024年も、アナザーアドレスでの浴衣レンタルが6月24日(月)からスタートしました。
そこで今回は、レディース浴衣の着方を解説。女性の浴衣は「左前」「右前」どっちが上?など、自分1人でも着られるように詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
アナザーアドレスでレンタルできるのは、浴衣と帯の2点セットです。下駄・肌襦袢・その他小物(下着含む)はセットされておりません。快適に浴衣をお楽しみいただくために、肌襦袢やインナーのご着用をおすすめします。
①肌襦袢(はだじゅばん)
浴衣の中に着用する下着。汗や皮脂が浴衣に付くのを防いでくれます。
②腰ひも
浴衣の着崩れを防ぐために、着付けで使用する紐。③コーリンベルトを使う場合は、腰紐は1本だけ使用します。
③コーリンベルト
浴衣の着崩れを防ぐために使用する、両端に留め具の付いたゴムベルト。コーリンベルトがない場合は、②腰ひもでも代用できます。
④伊達締め
浴衣の衿合わせを崩れにくくする幅の広い紐。
⑤前板(帯板)
帯のシワを防ぐために、浴衣と帯の間に入れる板。
着付け用の小物はセットで販売されていることも多いので、ぜひ探してみてください。下駄や巾着、ヘアアクセサリーも、浴衣に合わせて用意するのをお忘れなく!
着付けを始める前に、着付けに必要な小物を並べ、手に取りやすいように準備しておきます。必要なものが全て揃ったら、早速浴衣を着てみましょう!
浴衣を羽織り、衿(えり)を持ちながら、浴衣の背中側にある縫い目(背中心)を背中の中心に合わせます。
左手で上前、右手で下前の衿の下の方を持ち、裾(すそ)がくるぶしのあたりになるように持ち上げます。裾のラインを保ちながら上前を体に当て、上前幅を決めます。上前が腰骨に1cmほど被るのが最適です。
上前幅がずれないように注意しながら上前を開き、下前を巻き込みます。このとき、下前の褄先を少し上げます。
下前を決めたら、上前を平行に被せます。このとき、上前の褄先を少しだけ引き上げるのがポイントです。
浴衣がずれないように気を付けながら、紐を手にとります。
腰のすぐ上に腰紐を当てて、前から後ろに紐を回します。後ろで交差させてから、前に回して結びます。余った紐の先は、巻きつけた腰紐に絡めておきます。
腰紐を結んだら、余分な布が巻き込まれていないかチェックして整えます。
脇にある身八つ口から背中側に手を入れます。折り返し部分をきれいに伸ばすように、両手をトントンと軽く下に落として、おはしょりを整えます。
後ろを整えたら、前も同じように整えます。
左右の衿を合わせて持ってから、もう片方の手で背中心を持ちます。少しずつ後ろに引っ張るようにして、後ろの衿部分に「こぶし1個分」ほど余白をあけます。このとき、もう一度浴衣の背中心が背中の中心にきているかを確認します。
衿を合わせてから、コーリンベルトをとめます。左の身八つ口からコーリンベルトを入れて、下前の衿をはさんだ後に、後ろに回して上前の衿をはさみます。
コーリンベルトがない場合は、このように腰紐でとめることもできます。
伊達締めを締めます。
伊達締めの上から、前板をつけます。
完成です。
着付け方に迷ったら、ぜひこちらの動画もチェックしてみてください。
帯の結び方は、こちらの動画を参考にしてみてください。
優しげなブルーに、愛らしく咲くすずらんが目を引く三松の浴衣。かわいらしさと大人っぽさを兼ね備えた1着です。
アナザーアドレスでレンタルできる浴衣についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
アナザーアドレスでは、他にもさまざまな浴衣を取り揃えています。この夏の思い出づくりに、ぜひレンタルしてみてくださいね。
PICK UP
三松
浴衣すずらん柄FREE ◯