着るレッスン Lesson22「バランスを整える着こなし術~袖をまくる&裾を上げる~」

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2024.08.03
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スタイリスト・西ゆり子さんが主宰している「着る学校」が、独自プログラムをアナザーアドレスのために特別にアレンジしてお届けしている“着る力”を身に付けるための「着るレッスン」。Lesson21では「大人世代のNGバランス」についてお話ししました。

Lesson22「バランスを整える着こなし術~袖をまくる&裾を上げる~」

Lesson22からは、バランスをととのえる代表的なテクニックとそれぞれのポイントをご紹介します。これからレッスンでお伝えしていくディテールの調整=“着こなし”は、おしゃれの大切な要素となります。最初似合っていないと感じても、テクニック次第でガラリと印象を変えられるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

着こなし術①・・・袖をまくる

大人になるとメリハリのない体型になりがちですが、首・手首・足首と、3つの首(どこか1ヶ所でも構いません)を見せることで、華奢な部分が強調され、全体的にすっきり美しく見えます。まずは「手首」に注目してみましょう。姿見で全身を確認し、全体的に重たく感じる場合は、袖をまくる、たくし上げるなどしてみてください。肌が見える部分が増えたことで、軽くすっきりした印象になるはずです。袖は手首の骨が見える位置まで上げるのが目安です。

 

▼PICK UP ITEM

リネンストライプシャツ(ポロ ラルフ ローレン)

デニムイージーストレートランチパンツ(レリル)

着こなし術②・・・裾を上げる

パンツの丈によっても、コーディネートの印象はフォーマルにも軽快にも変わります。九分丈からクロップド丈まで、姿見で全体のバランスを見ながら、最適な長さを見つけましょう。迷った場合は、左右で異なる長さに折り上げ、姿見の前で片足ずつ上げて比較すると、どちらが良いか決めやすくなりますよ。デニムパンツならロールアップを試してみるのもおすすめです。

 

▼PICK UP ITEM

カットジャガードトップス(ニアーニッポン)

センターシームデニムパンツ(ニアーニッポン)


以上、バランスを整える着こなし術を2つご紹介しました。次回は「襟を抜く」と「襟元を開ける」についてお伝えします。お楽しみに。


着る学校:https://www.stylingschool.org/ 

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