思い入れのある服を回収し、デザイナーの手でアップサイクルアイテムへと生まれ変わらせる「roop」。お客様にご提供いただいた服を素材として活用したアップサイクル品が、ついに本日2025年1月10日(金)に公開されました。
回収時には、大切な服を未来に繋ぐために「服への思い入れやストーリー」をヒアリング。たくさんの思い出が詰まった衣類をご提供いただいたので、今回はその中から一部をピックアップしてご紹介します。
■roop Award特設サイトはこちら
アナザーアドレスが2024年8月から推進している衣料循環アップサイクルプロジェクト「roop」。その一環として実施する「roop Award」は、ファッションを楽しむことを前提としながら、「洋服の廃棄を減らす・洋服の寿命を伸ばす・洋服の技術・意思を継承する」ことを体現した作品を選ぶファッションデザインコンテストです。
素材として用いられたのは、アナザーアドレスや百貨店のお客様から託された「着られなくなった、思い入れのある洋服」や、アナザーアドレスで「レンタルができなくなった服」。思いやストーリーが詰まった衣類は、デザイナーの手で生まれ変わり、2025年春より順次アナザーアドレスでレンタル可能になる予定です。
投票期間:2025年1月15日(水)12:00~26日(日)23:59
一次審査は、一般投票。投票方法は、①投票サイトでの投票(※アナザーアドレスの無料会員登録が必要です) ②特設Instagram(@roopaward_aad)の「いいね」で投票、の2パターンです。
■サイトでの投票はこちらから
■Instagramでの投票はこちらから
※投票は2024年1月15日(水)12:00から
日時:2025年2月15日(土)11:00~20:00
会場:国立代々木競技場 第一体育館
ショープレゼン、投票審査会にて、総合グランプリほか各賞の受賞作品を発表します。どなたでもご来場可能ですので、ぜひお気軽にお越しください。
ここからは、実際にお客様からご提供いただいた衣類の一部をピックアップしてご紹介します。完成したアップサイクル品に用いた素材は公開されていませんが、「この素材はどんな風に生まれ変わったんだろう」と探してみるのも面白いかもしれません。
最初にピックアップするのは、お客様が“一目惚れ”で購入したという服。「生地が美しく、たとえ着られなくても飾りたいと思って購入した」という方や、服が傷んでしまったものの「気に入っていて捨てることができなかった」という方も。気持ちまで明るくしてくれそうな、華やかな色味や大胆なデザインのアイテムをご提供いただきました。
今回お客様からご提供いただいた服の中で特に多かったのが、仕事で着用していたという服。会議や出張、面接などの“頑張りたいシーン”で気持ちを鼓舞してくれた服から、「お世話になった上司から譲り受けた」という大切な一着も。仕事に邁進する日々が思い返される、スーツやコートなどをご提供いただきました。
お客様が海外で購入したり、海外旅行に着て行ったりしたという服。身近なアジアの国々から、フランスやノルウェーなどのヨーロッパの国々まで、世界をともに旅した服が集まりました。「留学先で服を褒められて、そこから会話が広がって仲良くなった」という素敵なエピソードも。見ているだけでわくわくするような、遊び心溢れるデザインの服をご提供いただきました。
「今はまだ手が届かないけれど、いつか着てみたい」と願うような、憧れのブランドはありますか?今回ご提供いただいた服の中には、そんな“長年憧れていたブランド“の服も。「身に着けるだけで気持ちが引き締まって、自信を持てた」といった、服が持つ前向きなパワーを感じさせるエピソードが多く寄せられていました。
最後にご紹介するのは、ステージで着用されていた服。楽器奏者やバンドのボーカル、司会として、ステージ上でたくさんの視線を集める“ここ一番”のシーンのために選ばれた服が集まりました。「当時の躍動感や感動を思い出します」といったエピソードとともに、華やかなドレスやワンピースなどをご提供いただきました。
■「roop Award 2024-2025」
投票サイトはこちら